良妻賢母とは?その特徴と目指す上での注意点とは

良妻賢母とは?その特徴と目指す上での注意点とは

恋愛・出会いのコツ

更新:2022.08.17

作成:2020.12.14

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男性が求める理想の妻とはどんな姿なのでしょう。“良妻賢母”という言葉もありますが、字面でなんとなくの意味は分かるものの、しっかりとその説明ができる人は少ないかもしれません。

ここでは良妻賢母の意味と特徴、良妻賢母を目指す上での注意点をまとめます。
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“良妻賢母”ってどんな意味?いまと昔で意味合いに違いも

“良妻賢母”ってどんな意味?いまと昔で意味合いに違いも
夫や子供からよい妻・よい母と思われる理想的な女性像のことを良妻賢母と言います。
良妻賢母とは漢字のとおり、“良き妻であり賢い母である”という意味の言葉です。献身的に夫を支えながら、子どもの教育やしつけもしっかりできる妻というイメージでしょう。

この良妻賢母という言葉は、結婚したら専業主婦となり家事や子育てに励む人が大半であった明治時代の頃に、女性が目指すべき姿を表す言葉として広まったと言われます。

しかし現代では結婚しても働く女性が増え、夫と自分の収入を合わせて家庭を支えていることも珍しくありません。よって、現代における良妻賢母とは家事・育児と限定せず広域で「家庭を支える女性」という意味で使われるようになり、少し意味合いが変わってきています。

良妻賢母の対義語は、言うなら「鬼嫁鬼母」「毒親」などが挙げられます。夫や子供にとって恐怖を与えたり悪影響を与えたりする妻・母親が、良妻賢母の反対の意味を持つ存在と言えます。

良妻賢母といわれる女性の特徴

良妻賢母といわれる女性の特徴
家事だけに留まらず家族を支えられることが求められています。
良妻賢母の意味合いが変化してきていると上述しましたが、具体的に現代ではどんな女性が良妻賢母と言われるのかご紹介します。

良妻賢母とは、家族のために日々家事に励み、上手に節約しながら家計を支え、いつも明るく笑顔で振る舞うような女性をさします。加えて、夫や子どもに対しては行動力と決断力に長けており、いざというときに頼りになる一面も持ち合わせていることが理想的なようです。

加えて、現在の良妻賢母には、夫や子どものよいところは存分に褒め、間違いがあればしっかり指摘できるかも求められます。夫や子供に良い影響を与える立場として、甘やかすだけはいけません。相手を立てながらも自分の考えはしっかり持っているような、自立した女性ともいえそうですね。

良妻賢母になれる女性ってどんな人?

良妻賢母になれる女性ってどんな人?
人の役に立つことに喜びを感じ明るく振舞える女性は良妻賢母になれるはず。
続いては良妻賢母になれる女性の特徴をまとめていきます。

●人の役に立つことに喜びを感じる

誰かになにかをしてあげるときには、「自分がやりたいからやる」という気持ちで行動に移せることがとても大切です。このような気持ちで動ける人は、自発的にストレスなく誰かになにかをしてあげられる人で、相手から見返りがなくても不満を抱くことはありません。

「夫や子供が幸せであることも、自分の幸せ」などと思い、大切な人を献身的に支えることを苦痛に感じないため、良妻賢母になれる可能性が高いでしょう。

●感謝できる

家庭環境を円満に保つためには、家族がお互いに感謝し合える環境が望まれます。日頃から誰に対しても感謝して過ごせる人は、家庭を持ってからも夫や子どもがしてくれた些細な手伝いや気遣いにも感謝できるはず。
夫や子供も感謝されることで喜び、さらに協力的で思いやりのある人へと成長させられるようでしょう。人に感謝し、家族関係を良好にできることも良妻賢母な女性の条件といえそうですね。

●ポジティブ思考である

ネガティブで愚痴ばかりの人が家の中にいると家庭内は暗くなってしまうもの。そのうえでいつでも妻・母親が明るく笑顔でいれば、家庭は明るくなり家族にストレスを与えず居心地の良さを感じさせられます
ポジティブさで誰かを元気にできるような女性も良妻賢母の器を持っているといえるでしょう。

●判断力がある

現代における良妻賢母とは、精神的に自立していて、しっかりと自分の意志をもっている女性のことをさします。有事の際には的確な判断ができ、その場に最適な指示を出せるような頼りになる人も良妻賢母になれる可能性が高いでしょう。
判断力がある女性は、家族全体でなにか決めなければならないときにも適切な働きかけができるもの。まさに縁の下の力持ちともいえる存在ですね。

現代の良妻賢母を目指す上での注意点

現代の良妻賢母を目指す上での注意点
全て自分一人でと抱え込まず、家族と協力し合える関係性を気づきましょう。
良妻賢母の意味が明治時代当時と現代で少し違っているのは、前述したとおりです。最後に現代の良妻賢母を目指すときに注意したいポイントをまとめていきます。

●全てを自分でやろうとしない

明治時代頃の女性は結婚すると専業主婦として家庭に入ることが多く、家事や育児は女性、仕事は男性という役割分担がいわば当たり前でした。
しかし、現代は兼業主婦が多く、夫婦の両方が仕事の役割を担っているのなら、同じく家事や育児もふたりで分担し、ひとりで抱え込まないようにしましょう。

良妻賢母なら家族のために完璧に家事や育児をこなすというのは、兼業主婦には当てはまらないものと理解し、夫とともに支え合う関係性となることが大切です。

●自分を犠牲にしない

ひと昔前の良妻賢母という言葉には、「夫と子どものためにすべてを捧げる」という意味も含まれていました。中には自分のことを二の次にして、家族を献身的に支えた女性もいたことでしょう。

しかしこの考え方は現代においては時代錯誤。兼業主婦でも専業主婦でも、まずは“自分”を大切にし、それと同等に家族を大切にするのが大前提であり、理想的な良妻賢母の姿です。

まとめ

現代での良妻賢母とはそつなく家事や育児をこなし、上手に節約しながら家計を支え、いつも笑顔な明るい女性のことです。そのように女性が生活を営むためには、お互いに支え合い、信頼できる家族の存在がとても重要となることでしょう。
良妻賢母を目指すなら、まずは“自分の心に正直に、自分自身が本当にしたいことする”、その上で”自分にとって大切な人に尽くす”。これを忘れないようにしてください。

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